富士見町・泉屋/『井戸尻遺跡』は奇跡の”もなか”!

スイーツ

スイーツな気分の昼下がり

この日は午前にいろいろ予定を済ませ、午後はなぁ~んの予定もなく、のぉ~んびりと、お得意のぷらぷら散歩。秋深まる中ですが、さほどの寒さも感じない、秋晴れの気持ちいい午後でありました。青空がほんとうに気持ちいい!

このブログを始めて以来、こんなゆったりした優雅なひとときを過ごしておりますと、ついついお菓子屋さん探検なんかに行きたくなっちゃうんですよねぇ~。(^^♪
...もはや職業病的。(^^;

意の向くままに歩きながら目に止まったのが、本日紹介させていただく、和洋菓子のお店「泉屋」さんであります。

下の写真よく見たら、看板がなんか澄んだ青空に聳え立ってて、格好いいなぁ~。(‘Д’)

お店の前はこんな感じ。お店前の駐車スペースは3台くらい大丈夫そうですよ。
場所は富士見駅からは徒歩5~6分、ってとこですかねぇ?

歩きながら思ってたのは、
「今日は家族とのおやつに、この泉屋さんでケーキでも買って帰ろうかねぇ~?」

なんと、ほぼ売り切れとは

扉を開けて中に突入。店内明るくていい雰囲気ですね。

でも...、入った瞬間から、な~んか正面ケースの雰囲気がいやな予感。

げげっ!、ケーキがほとんど残ってない...。

お店の方に聞いてみたら、この日は午前中でほとんど売れちゃった、とのこと。
う~ん、既に歩いてる途中から、並び立つケーキの中から選りすぐるシーンが頭の中を駆け巡っていただけに、がっかり感Max、残念!

気分を変えて選んだものは?

でもきっと、家族が楽しみに待ってる筈。期待に応えるべく気分を変えて他を探しましょう。(ー_ー)!!

おっ、こちらの名物「とろりんプリン」はいっぱい残ってたっ!
泉屋さんのプリンは何度かいただいたことがありますが、これはまるで、産まれたての赤ちゃんの肌のような、透き通りそうなほどきれいなプリン。とてもとろけて美味しい、絶賛ものでございます。

このプリンはゆっくり紹介させていただき逸品でありすが、今回はひとまず保留。(*_*)

洋菓子類も店内にいっぱい並んでます。いろいろ見てたら飽きませんよぉ~。

眺めながら目に止まったのは、これ!
そうです、富士見町の住民ならおそらく何度か見かけたことがあるでしょう、あの『井戸尻遺跡最中(もなか)』でございます。

定番でありながら、実はわたしは長いこと食べてなかったもんで、少々気になってしまいました。

井戸尻遺跡最中のちょっとしたお話

と、ここでまた、店員さん情報。
「この最中はかつて、富士見町の和菓子屋が集まって共同で開発したもの。
型は共通にして、中の餡は店によってそれぞれ独自に作っているから、見た目は同じでも販売店によって味が違いますよぉ~」。

ほぉ~~、これは興味がそそられますねぇ~。(*^_^*)

しかし、以前はいっぱいあった町内の和菓子屋さんも、今やこの「泉屋」さんと、駅前の「井筒屋」さんだけになっちゃったみたいですよ。
伝統を受け継いでがんばってらっしゃるお店、できるかぎり応援したいですよねぇ。

長々としゃべっちゃいましたけど、そんなこんなで今回は井戸尻遺跡最中を購入~!

受け継がれるだけある味でございます

おうちに帰ってコーヒーを入れ、お楽しみのおやつタイムでございます。

いやぁ~、この最中を食べるのは、ほんとうに久しぶり。

開けてみて眺めてみました。デザインは縄文土器。この付近でよく発掘されたものですよね。
信濃境に井戸尻考古館なんかに行くと、興味深い土器類の展示や、詳しい話などが聞けて楽しめますよ。

井戸尻考古館ホームページ

いつも何気なく口に入れちゃっていた、この最中。食べちゃう前に表面をよ~く見てみますと、なんかすごく繊細にできているんですよねぇ~。
これまでほとんど気にしておりませんでしたけど、ここまで凝った表面デザインをしている最中って、聞いたことないですね。この型を作られた職人さんの腕なんでしょうかね?

割ってみたら、鮮やかな餡が顔を出しましたよ~。しかも、たっぷり入っております。

いよいよ食してみますよぉ~♪

餡の甘さがいい感じ。甘い、けど舌に纏わりつくようなしつこさがない。たまに遭遇する、ただ甘くつくっただけの餡とは異なるものです。長年この伝統の井戸尻遺跡最中を守り続けてくれているだけありますね。食べる人の求める食感をよくご存じで、さすがです。
きっと美味しいものを提供してお客さんに喜んでもらえるために、世代を経て研究を重ね続けた成果なんでしょう。

この日は特に歴史を感じながらのおやつタイムでございました。
まさに、井戸尻遺跡は奇跡の ”最中(もなか)” でございます。

食べ比べもしてみたい

美味しくいただきながら考えました。
「いつか、泉屋さんと井筒屋さんでそれぞれ井戸尻遺跡最中を買って来て、食べ比べなんてやってみたら面白そうだなぁ~。」

そんなブログ企画を思いついたもんで、この日は超ご機嫌。近いうちにやっちゃいそうなので、ご興味ある方はまた見てやってくださいね~。


泉屋
住所:〒399-0214 長野県諏訪郡富士見町落合9997−6
電話番号:0266-62-5175
営業時間:10:00~19:00
定休日:日
駐車場:あり
支払い:現金

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