富士見町内の”井戸尻遺跡もなか”、食べ比べてみたらどうなった?

井戸尻遺跡もなか スイーツ

みなさんこんにちは。信州パン奉行(プロフィールは こちら)でございます。m(_ _”m)

今回ですが、長野県富士見町の名菓である「井戸尻遺跡もなか」、これを作られている2店舗にそれぞれ買って食べ比べてみましたので、レポートさせていただきます。

町内の東西2店で作られる、井戸尻遺跡もなか

この井戸尻遺跡もなかですが、聞いた話ですと、かつて富士見町の町おこし的に作られ町内の多くの和菓子屋さんにて製造されていたとか。

型を共通にし、中の餡などの作り方はお店にお任せ、というスタイル。当時はそれぞれの店で競争しながら工夫を高め、その流れが町全体の和菓子レベルアップにつながっていたのでしょうね。(^^♪

それが時代の移り変わりとともに和菓子屋さんの数が減ってしまい、現在は2店舗のみが引き続き作られているとのことです。

それを聞いたわたくしは、この歴史ある和菓子をブログ記事の形で後世に残すことを使命と感じ(???)、今回は町内のこれら2店舗さんの『井戸尻遺跡食べ比べ』を決行したのでありました~。(^_-)-☆

東横綱、泉屋さん

1店目は 泉屋 さんとなります。こちらはメインが洋菓子のようですが、井戸尻遺跡もなかの方もしっかりと販売されております。

以前お邪魔した際も、このもなかを買わせていただきました~。(*^▽^*)

西横綱・井筒屋さん

2店目は 井筒屋 さんとなります。こちらは歴史ある生粋の和菓子屋さん。アイデアを凝らした大福をいつも楽しみにさせてもらってます。

店構えの風格がすばらしいお店です。

両雄揃い踏み、直接対決開始!

両店舗にてもなかを買って、いよいよ食べ比べ対決開始~♪各項目で比較してみます。

左:泉屋、右:井筒屋

お値段は?

1個のお値段は、泉屋さんが110円、井筒屋さんが140円。少し異なりますね。

ちなみに、これはバラ売りで1個で買った値段ですが、まとめ売りだと単価が異なるかもしれません。

左:泉屋、右:井筒屋

外観は?

同じ型を使っているとのことの表れなのか、表面の模様は全く同じに見えますね。

左:泉屋、右:井筒屋

一応裏返してみましたが、それでも同じです。

左:泉屋、右:井筒屋

大きさについては、ほんの若干、井筒屋さんの方が大きめに見えました。けど、誤差範囲のような気もする。

原材料は?

泉屋さんには標記あり、井筒屋さんにはなし、なので比較不可。

どうも泉屋さんの小豆は、北海道産を使ってらっしゃるようですねぇ。

左:泉屋、右:井筒屋

重量は?

包装なしの1個の重さは、泉屋さんは40g。

泉屋

対して井筒屋さんは43g。井筒屋さんが約10%重たい、ということになります。

井筒屋

餡は?

包丁で半分に切って中の餡を見てみます。

左:泉屋、右:井筒屋

泉屋さんは、餡がきめ細かそうですね。つぶ餡ながらこし餡寄りって感じでしょうか。

井筒屋さんは、しっかりとしたつぶ餡なんですね。食感を大事に作り込まれてそうな印象。

左:泉屋、右:井筒屋

お味は?

いよいよお味を比べてみます。

左:泉屋、右:井筒屋

泉屋さんの方が甘さが強く感じます。帰省時に実家にお土産で持って帰った際、甘党の我が親族も絶賛しておりました。

一方の井筒屋さんは上品な甘さに抑えつつ、つぶ、餡がわたし好みでいい感じ。皮からもほのかに何かの香りが漂い、癒される味でありました。

要は、泉屋さん・井筒屋さん、ともに美味しいことは大保証!なかなか甲乙つけがたいところであります。

みなさま両方お試しを!

以上を見るとどっちがどうとかいうことは言い難いところ。ご自分の好みに合う方を選んでいただくのがよろしいかと...。(^^;

あ、強いて挙げれば、泉屋さんの商品はビニールで個包装になってて乾燥剤まであったので、遠方に持って行くなど日持ちが必要な方は、おそらく泉屋さんの方が便利かと思われます。

泉屋

以上の感じで、とどのつまりは是非みなさまご自身で、両方の食べ比べをお勧めいたします!

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