カンパと、ドネーションと、ペイイットフォワードと

ボランティア活動

お金を渡して応援すること

がんばっている人やグループに応援の気持ちを込めてお金を募ったり贈る機会は、以前からよく見かける風景ですよね。

その行為自体には何の異論もございませんが、
実はわたくし、これを示す言葉にも微妙に意味が異なるものが存在するってことを、知人から最近聞いて初めて知ったのでした。

ちょいと豆知識自慢を兼ねて、これらをちょっとご紹介~♪

似て非なる3つの英語ワード

日本語ではすべて「寄付」とか「寄贈」とかいう言葉で括られちゃってる感がございますが、
英語では以下3つが使い分けられているようですよ。

(1) カンパ
(2) ドネーション
(3) ペイイットフォワード

知人情報&ネット検索調査結果をまとめてみたら、こんな感じでありました。

(1) カンパ

一言で言えば、『募金活動』

多くの人に呼びかけて、応援のための金銭を募る行為のようです。
日本では最も浸透してそうな言葉ですが、他の2つと比べるとやや ”押し” 的なイメージを受けました。もっとも、カンパを募っている方にはそんな意識は全くないのでしょうけどね。(^^;

(2) ドネーション (donation)

これも一言で言えば、『寄贈』でしょう。

募集があろうがあるまいが、自らの意思で金銭に応援の願いを込めて渡してる、そんなイメージが湧いてきます。贈る側の自主性が重んじられているところがポイントですね。

(3) ペイイットフォワード (pay it forward)

ネット辞書の言葉をそのまま拝借しますと、以下のとおり。
「ある人物から受けた親切を、また別の人物への新しい親切でつないでいくことを意味する英語。
または、多数の人物が親切の輪を広げていくための運動のこと。」

一言では、『恩送り』とされてました。

応援の心を当事者間で済まさず周囲にも広げて行きたい、そんな思いが感じられます。なんか気持ち的には、ペイイットフォワードの精神を広めて行きたいし、自分自身もこの心を持ち続けて行きたい気分です。
難点と言えば、残念ながらこの言葉も意味が現在の日本ではほとんど浸透してなさそうなところかな?

言葉は違えど、気持ちにはきっと大差なし

このように微妙な違いはありますが、上でも述べた通り、贈る人の気持ちには大きな違いはなさそうに思います。心と心の純粋なやりとりって、いいもんだ~。


ところで今回は何でまた急にこんな話題をしてるかと申しますと、
先日「みんなの富士見」のボランティア活動が行われましたが...、

その際に設置した ”ドネーション” の箱に、ほんとうにたくさんの方々からお心遣いをいただけまして、非常に驚くとともに、みなさまへの深い感謝の念を感じてしまったからでございます。
当日お越しいただいたみなさま、ほんとうにありがとうございました!

これからも地域のみなさまにとって有意義な時間を過ごしてもらえるよう、邁進する次第でございます。m(_ _”m)

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