・キャトルセゾンと併設。スイーツも買っちゃいそう。
・基本的に来店前の事前予約が良さそう。
・表面の固さと中のもちもち感、たまらないです。
店舗は、あのキャトルセゾンとの併設。
本格的な石窯焼きのパン屋さん・サンテリア、富士見駅のすぐ近くにあります。
で、その場所はと言えば、わたしが町内で最も贔屓にさせていただいているあのスイーツ店・キャトルセゾンと、同店舗なのです。
ご姉弟で店舗を営まれ、お姉さんがキャトルでスイーツを、弟さんがサンテリアでパンを作られているとか。さらに、そのお隣では、ご両親が蕎麦屋さんを経営されているそうです。
行き方については、以前のキャトルセゾンさん紹介時の説明を参照ください。
駅から下にまっすぐ降り、左側の葬儀ホールを通り過ぎたあたりに右に入れる細い道あり。ここを入ってまた下ると、古民家的雰囲気が漂うこのお店が見つかります。すぐ隣がお蕎麦屋さん、富士見の郵便局のほぼ裏側、といったところです。
駐車場は5~6台ほど停まれる広さがあります。ただし、ここは人気店なので、たまに満車のときがあります。また、お蕎麦屋さんとの共用っぽいので食事どきは気を付けた方が良さそうです。
ちなみに、キャトルセゾンさんの紹介記事は下記にございます。
ワクワクする店先風景。
お店にやって来ました。いつもながら、店先に来たところでワクワクしてしまいます。古民家的な雰囲気がいいですよねぇ~。(*^_^*)
ふと気が付くと、店先の庭にテーブルと椅子も準備されてました。梅雨も終わったので、買って外で食べちゃうのもよさそうです。
まずはキャトルのスイーツを鑑賞。
本日の目的はサンテリアのパン。
ですが、併設店舗であるがゆえ、どうしてもキャトルのスイーツにも目が行ってしまいます。なので、レジ横ガラスケースに並ぶスイーツを、しばし鑑賞タイム。
エクレアに、タルトケーキに、アップルパイに、完成度の高いスイーツの数々。ガラスケースを取っ払って手を出しちゃいたいくらい。煩悩も吹っ飛ぶくらい甘いひとときに酔っちゃいました。さすがです。
でも、ここはぐっと堪えます。
本題の窯焼きパンを、ご紹介。
さて本題のパンの方ですが、入口から入って左側の棚に並んでおります。
巷の一般的なパン屋さんのように毎日ずらっといっぱい並んでいるわけではありません。また、この地元での超人気店ですので、目的の者が売り切れてしまっていたことがしばしばあります。なので、事前に予約してから訪問するのが無難と思われますので、初めて行かれる場合はご注意を...。
そうは言ってもこの日に並んでいた5~6種、いずれもかなりの精鋭陣。ざっと眺めさせていただきましょう。
上でも述べましたが再度。お店のホームページで商品を確認後、事前予約してから買いに行くのが、おすすめです。以前、わたしが夕方ころ買いに行った際には、ほとんど売り切れてがっかりした経験もあります。なのでわたしは、常に予約で買い物しております。
石窯を探してきょろきょろ。
「ところで、石窯はどこにあるんだろう?」
と思い、支払い中にレジで聞いたところ、お店を出たすぐ近くにあるとの話。
当然興味が湧いて、お店を出てから探してみました。
ジロジロ眺めていたら...、う~ん、レトロな雰囲気ぷんぷんの、あの建物がそれなんじゃないかなぁ?
そうしていると、通りがかったキャトルの店員さんが寄って来て、声をかけて来てくれました。(店先で変なおじさんがきょろきょろしてたもので、怪しまれまれたのかもしれませんね。)
尋ねてみたら、やはりあそこに石窯があるとか。
で、しかもなんと、蕎麦屋さんの店内におられたご主人に確認をとってくださいました。カスタマーファーストでとても親切なご対応、ありがとうございます!
なんと、中まで案内いただけました。
さっそく出て来てくれたご主人。快く対応してくださいました。石窯に興味を持った旨を話すと、神対応で
「中を見てみますか?」
とのお誘い。
いやぁ、いきなりアポなしでやって来た者にここまで対応してくれるとは、温かいですよね。富士見町にはこういう方がいっぱいいらっしゃいます。
そういう訳で遠慮もなく中まで拝見。
最初に、建物の外壁から変わってますよね。
なんとこの建物、ご主人が自分で作ったものだそうです。レトロ感を感じるものが好きだそうで、その感じを出すために、わざわざ別の古い廃材を調達してきて作られたものだそう。いやぁ、凝ってますね。
そして、いよいよ石窯へ。
実はこの石窯も、ご主人の手作りだとか。こりゃ参った!
毎朝ここで火を焚いて、パンを焼いているそうです。行った時間が昼間だったので火はなく、薪を入れて乾燥させている状態ですが、朝の薄暗い時間帯から真っ赤な炎がここで燃え盛っている横で一生懸命働かれているシーンなんか想像すると、職人魂というか、熱いものを感じますよね。
自宅でいただきました。食感がたまらない。
ご主人はもともとは陶芸家であり、陶芸のために窯から作るようになり、今はパン屋さんに専念されているようです。なんか、人生のいろいろな思いを込めてパン作りをされているような印象を受けました。
そんな思いを受け止めるため、帰宅後さっそくいただきましたよ。2種のチーズパン(530円)、7月の季節パン・桃×クランベリー×塩×ピンクペッパー(380円)、ドライチェリーパン(400円)、パン・オ・ルヴァン1/2個(600円)。
予約分に衝動買い分も加わって、想定以上になっちゃいました。
手に取った触感から、すでに伝わって来るようです。まだわれわれが寝てる時間から起き出して、あの石窯に火を焚いて、じっくり焼き上げてくれた心。
口に入れ、表面の固さと、中のパン生地のもちもち感が合いまった味わいが、たまりませんね。
どれもかなり手をかけて作られていることがよく伝わります。石窯の話を伺った後でしたので、味わいもなおさら。このお店には外れはないです。
これからもなんども伺います。
キャトルといい、サンテリアといい、我が家のエースは健在でした。
この美味しさを、多くのみなさまに少しでもお伝えしたく、またレポートさせていただきますね。
薪窯パン屋 サンテリア 住所:〒399-0211 長野県諏訪郡富士見町富士見 3679-18 電話番号:080-1228-6602 営業時間:11:00~18:00 定休日:日、月 駐車場:あり 支払い:現金、各種クレジット、各種電子マネー
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