大相撲の本場所が終わった翌日夕方、
ここ信州のNHKローカルニュースでは恒例のコーナーがあります。
それが、地元力士・御嶽海関の15日間を振り返る、というもの。
本場所15日間の御嶽海の相撲すべてが流れます。
長野県出身の力士といいますと、
江戸時代には雷電為右衛門なんていうとてつもなく強い大関がいたみたいですが、
それ以降長い間、大関を狙える位置まで上って来る力士が現れなかったとのこと。
なので、県民の御嶽海関への大関昇進期待はかなりのもの。
また彼の愛嬌あるキャラクターも手伝って、
まるで県民あげて全力応援してるかのごとくです。
それだけに、ここ数年停滞気味の成績に対し厳しい見方がされてます。
話をNHKに戻しますと、本日そのコーナーが放送され、
勝ち越しはせど優勝争いには絡めてない、という最近似たような流れが続いてます。
周りは痺れを切らしたようにうるさく言ってるけど、
きっと本人が一番つらいんでしょうね。
高安戦で惜しくも敗れたあとに出ていた、悔しさからの叫び。
あれの挙動に今の御嶽海の感情が凝縮されていたように思いました。
苦しむ人を見ると、自分と被せて見てしまうのが最近の癖になっております。
悔しい時に、次になすべき行動をこれまでの延長でなく、
頭を捻って考えられるかどうかが道が拓けるか否かにつながるように思います。
取り組み中の引き癖がかなり消えてる今場所の様子を見ると
なんか次の場所は一皮剥けそうにも感じます。
「わたしも頑張るから、あなたも頑張れ！」って心で呟いてしまいました。
毎場所後に買ってる相撲雑誌も、今から発売が楽しみです。
ここで見る目ある方々から御嶽海がどう評しているのか、注目したいです。
そして、諦めず応援を続けたいと思います。
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