[大相撲]令和三年秋場所、ふりかえり

大相撲

強かったですね、照ノ富士

秋場所が終わりましたね。

照ノ富士は強かったですね。5回目の優勝おめでとうございます。
大栄翔と明生に敗れて2敗はしましたけど、それを翌日引きずることもなく、安定感抜群で圧勝のイメージでした。新横綱のプレッシャーをよく跳ねのけた、なんて言われてますが、確かにそのとおり。精神力がすばらしい。

ちょっと寂しい場所でした

けど、ちょっと待った!
実はわたしは今場所の後半、非常に悶々としながら観ておりました。

照ノ富士が強かったのはいいのですが、
それ以上に対抗できる上位陣力士が誰もいなかったこと、これが問題なんですよねぇ~。

よく見てみるとなんと、三役陣はおろか前頭五枚目までで13日目までに3差以内にくらいついていた力士がゼロだったという現状。これはショックでした。
妙義龍や阿武咲が食らいついて少々盛り上げてはくれましたけど、彼らは幕内の中位から下位。
上位陣は互いに潰し合い状態で星が伸びず、大関二人に至っては8勝止まり?う~ん。。。

単なる気楽な1ファンの立場でありながらこう言うのは恐縮なのですが、
上位陣、特に大関にはかなりの奮起を期待したいところ。
おそらく本人たちは、毎日ガチな相撲を取ってて身体がボロボロな状態なのを隠して必死で闘っているのでしょう。そこは十分承知しているつもりですが、休むべき時は休んで体調管理をしっかりやって、次はもうすこし期待に応えてくれるとうれしいなぁ...。

事前予想は当たりました!

さて、わたしが以前予想していたのは、これ。

展開予想:照ノ富士が圧倒的な強さを発揮。序盤から他を寄せ付けず独走!

優勝予想:(本命)照ノ富士、(対抗)なし、(ダークホース)豊昇龍

なんか、ほぼ当たっちゃいましたねぇ~。
当たったけど前述のとおり、あまりうれしくはありません。他の力士の奮起に期待してます。

少し個人単位で見てみますと、

豊昇龍の活きが良かったですねぇ。途中休場は残念ながら、若隆景を一本背負いで仕留めた一番は見事でした。あれがわたしにとって、今場所一番の印象的だった相撲。
ただ、もう少し礼儀を学んでほしく思ったシーンがありました。(何日目だったか、最後の礼のとき。)精神面も相撲と同じように鍛えてくれれば、さらに強くなれそうに思います。

霧馬山がだんだん力を付けて来てますね。これで来場所の新三役が濃厚。楽しみです。

明生は後半粘りましたね。勝ち越したので関脇維持しそうですね。大栄翔や若隆景も戻りつつありますので、競い合ってモンゴル勢に負けずに上を目指してほしいです。

宇良は負け越しで残念でしたが、照ノ富士との一戦の粘りがすばらしいものでした。膝の怪我が苦しそうですけど、今後も湧かせてほしいですね。

長野県の星・御嶽海、今場所も二桁行けませんでしたね。気力があるときとないときの相撲の差が激しすぎるのは、もう何年も前から同じ。いつかは脱皮してほしいなぁ。

大相撲をやってる2週間はほんとうに楽しい日々でございます。
来場所もまた楽しみにしております。

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